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みんなみすべくきたすべく

対談に臨席できない

  シャンパンj
 「膝を打つ」(丸谷才一エッセイ傑作選2 文春文庫)には、エッセイより対談が数多く掲載されています。
対談を読んで、遅まきながら気付いたことがあります。
 あくまでも、個人的な問題とはいえ、いくら、著名な作家や文化人が対談しても、興味のある分野の対談以外は、あまり面白くないということでした。 

  先の日本語で一番大事なもの(大野晋 丸谷才一 中公文庫)は、大野晋と丸谷才一の才走った掛け合いが、おかしく、さも、自分もその場で筆記しながら臨席させてもらっているような楽しさがありました。が、しかし、「膝を打つ」のいくつかの対談は、興味がない分野であったことも手伝い、斜め読みも斜め読み、臨席している楽しさがなく、ページを繰ってしまいました。いつか、興味のある分野の対談になったら、臨場感たっぷりで楽しむかも???

 ・・・・・・思い出しました。そういえば、もともと、対談形式を読むこと自体、少なかったのは、そういうことだったのか・・・読んでいて声が聞こえてこない・・・
 
 さて、 「膝を打つ」 の対談の中で積極的に臨席できたのは、いえ、臨席したかったのは堀口大學と丸谷才一の巻でした。が、しかし、手厳しい評論も多い丸谷才一が、高く評価している一人が堀口大學ということで、その根は、どこにあるのかも知りたくなりました。そこで、他ももう少し読んでみてから、ここに書こうと思います。

 実際に、堀口大學と丸谷才一の対談に一記者として同席していたのが関容子でした。
 で、彼女は、のちに、「日本の鶯 堀口大學聞書き」(岩波現代文庫)の著者となったのでした。

*「日本文学史早わかり」(丸谷才一 講談社文芸文庫)
*「扇よお前は魂なのだから 堀口大學」(丸谷才一 全集10 文藝春秋)
☆写真は、英国オックスフォードのホテル アフタヌーンティのスタートシャンペン

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