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てぶくろ

    てぶくろj
「てぶくろ」(ウクライナ民話 エウゲーニー・M・ラチョフ うちだりさこ訳 福音館)
(承前)
 アメリカの二冊の絵本では、なくした手袋は  赤い手袋でしたが、ウクライナ民話の「てぶくろ」は、動物たちも住めるしっかりしたもの。この話も、手袋を片方落としたところから始まります。

 まず、ねずみがっやってきて(くいしんぼねずみ) 次にかえる(ぴょんぴょんがえる) それからうさぎ(はやあしうさぎ)。そして、おしゃれぎつねという名のキツネ。はいいろおおかみ、きばもちいのしし、のっそりぐま・・・・そりゃ無理よねぇ。

 これらのネーミングが秀逸です。絵も丁寧に、雪の森の様子、雪の降っている様子を描いています。
 そして、気付かない大人はいつまでも気付かないけれども、手袋がだんだん住みやすくなっていく様子をご存じ?テラスができ、呼び鈴のための釘が打たれ、煙突が立ち、窓が開き(お茶目なカエルがのぞいてますよ)・・・
 
 さて、写真上が福音館の「てぶくろ」です。左下は、同じラチョフ画なのですが、ずいぶんおしゃれぎつねも歳経た感じです。しかも、「きつねの姉さん」と名乗ります。ちなみに、キーキーねずみ。ピョンピョンがえる。早足うさぎ。灰色オオカミ。牙いのしし。くまおやじとういうネーミング。*「てぶくろ」(ウクライナ民話 エヴィゲーニイ・ラチョフ 田中潔訳 ネット武蔵野)

 さらに、写真右下は、かつて、海ねこさんのページで見つけた、かわいいミトン型の絵本です。中身はロシア語で、手も足も出ませんが、そこは、絵本のことですから絵だけ楽しんでおきましょう。こっちなら、おしゃれぎつねという名前がぴったりでしょ。*「Рукавичка」絵はラチョフじゃありません。
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