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みんなみすべくきたすべく

佛蘭西の着倒れ、英吉利の食だおれ

ベリーj
 (承前)
 「安愚楽鍋」(仮名垣魯文作 小林智賀平校注 岩波文庫)が、いくら、当時の際物話で、流行風俗話でも、今読んでみたら、知らない当時の風習を知る機会にもなりました。

 昨日の牛さんが馬さんを羨む言葉の中に一六というのが出てきましたが、何か知ってましたか?注にありました。
≪江戸時代に、一ケ月中の一日、六日、十一日、十六日、二十一日、二十六日の六日を総じていう。ここは休日という意味であるが、その他寄合日、稽古日という場合もある。明治元年太政官布告で、「一六日は休日」になって、しばらくは江戸以来の一六休業が行われた。その後十年近く経った明治九年三月達しに、「従前、一六休暇の処、来る四月より日曜日を以て休暇と被定」とある。≫

 ふーん。何にも知らないから、この他、注には、いろんなことを教えてもらいました。

 が、しかし、これはオカシイと思ったのが、
≪世界各國の諺に、佛蘭西の着倒れ、英吉利の食だおれと、食臺(ていぶる)に並べて謂(胃へ)ど、衣は肌を覆ふの器、食は命を繋ぐの[鎖](くさり)。≫
 ・・・はい、英吉利の、のところです。
☆写真は、英国 オックスフォード朝市

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