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みんなみすべくきたすべく

根津美術館

       根津j
(承前)
 目白の紅葉もきれいでしたが、根津美術館庭園も、なかなか見事でした。

 ここでは、「円山応挙--写生を超えて」展(~2016年12月18日)が開催されていました。
屏風は以前に見た国宝「雪松図屏風」(➡➡)(六曲一双)も展示されていました。
 今までに何点か応挙(➡➡)を見ましたが、根津美術館開館75周年ということで、いつにもましてたくさんの応挙が集められていました。
 目玉であろう「藤花図屏風」(六曲一双)は、先の「雪松屏風絵」や「穂津川屏風絵」のようなダイナミックこそはありませんが、琳派を思わせるような装飾性豊かな大画面でした。清楚な藤の様子が画面から伝わってきます。
藤の花

 その、繊細な藤の花は、応挙の写生の確実さから生み出されたものだとわかります。それは、第二展示場に置かれた、応挙の写生画(➡➡)の数々、あるいは、また、以前京都文化博物館で見た写生画など、それら膨大な数のスケッチから、真摯にその事物を見る絵師の姿がうかがえます。

 突き抜けて、適当に描いているように見える仙厓を見た後、応挙を見ると、その生真面目さが際立ち、表現とは何ぞや?と、少し考えた次第です。(続く)
☆真ん中の写真上は、「藤花図屏風」の絵の案内紙。下は、同じく案内紙に載っている応挙の写生図。
              応挙j

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