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みんなみすべくきたすべく

を月様 幾ツ 十三七ツ

仙厓2j
 (承前)
 東京 出光美術館50周年記念伴大納言絵巻展」のときから、秋は「大仙厓展」(~2016年11月3日)だと、思っていたものの、時間に追われ、気が付いたときには、もはや、行けそうもない・・・で、無理やりに、東京遠征したというのが実情です。
 面白かったぁ。
 美術鑑賞ですから、面白かったという感想は外れているのかもしれません。
 仙厓の、というか、禅の世界のしゃれっ気(と、いっていいのか?)を、堪能できた時間でした。

 今までに何点かの仙厓の作品を見てきました。この東京出光美術館でも、京都細見美術館、龍安寺、はては、古筆の先生の床の間にでも、仙厓に出会ってきました。その優しい画風。丸っこい画風。ユーモアあふれる画面に惹かれてきました。それにしても、たくさん描いたようで、他、東京永青文庫でも「仙厓ワールド」というのが開かれています。(~2016年1月29日)

 今では、その名を知るきっかけとなった本の作家の政治的言動が、左方向ではないのが気になるものの、そんなこと、仙厓を見るには、些末なことだと教えてくれます。(続く)

☆写真は、「指月布袋画賛」この画賛は≪を月様 幾ツ 十三七ツ≫と子守歌の一節。指さす先には月が描かれていないものの、月は「悟り」の象徴であり、指は「経典」を表し、経典も重要であるが、悟りはそのような学習だけでは手に入らないものであり、厳しい座禅修業が重要であると教えている。(「大仙厓展図録」解説より)

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