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みんなみすべくきたすべく

私は今日リンゴの木を植える

       オーロラj
 偶然というのも縁なのでしょう。
 先の訃報の少し前、星野道夫の「旅をする木」(文春文庫)を勧めてくださった方いて、(ああ、この方も彼女とつながっています)読んでいました。

 かつて、福音館「母の友」に、生前の写真家星野道夫の写真・文章が掲載・連載されているときがあって、よく目にしていましたので、この文庫本も、その頃の文をまとめたものだろうと思い、勧めていただくまで、パスしていた本でした。
 確かに、「母の友」に連載されていた文(1993~1995)を加筆したものが半分以上ありましたが、久しぶりに読み返すのも楽しいことでした。
 
その中の「生まれもった川」に登場するビルとのエピソード、その最後の一文は、記憶に残っていました。
≪世界が明日終わりになろうとも、私は今日リンゴの木を植える・・・ビルの存在は、人生を肯定してゆこうという意味をいつもぼくに問いかけてくる。≫

 世界が明日終わるという可能性、自分が今日できることの重要性。
 急逝した人達から、多くのことを教えてもらいます。(続く)

☆写真は、ペーパーバック時代の「たくさんのふしぎ」(福音館)
右上「アラスカ探検記」(星野道夫 文・写真 1986年通巻20号)左下「クマよ」(星野道夫 文・写真 1998年156号)

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