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頭の中

プルーンj
 (承前)「300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート」(エミリー・ジェンキンス文 ソフィー・ブラッコール絵 横山和江訳 あすなろ書房)は、時代考証もされた絵本で、その話の運び方も子どもたちが楽しめる工夫のされた絵本です。
  また、ソフィー・ブラッコールの描く絵も、やはり時代考証に基づいて、300年前の家庭の様子も200年前も100年前もそして現代の家庭の様子も楽しめます。

  このソフィー・ブラッコールは自分で文を書いた「ねえ、おきてる?」(もとしたいづみ訳 光村教育図書)という小さい絵本もあります。なかなか、なかなか、なかなか眠らない子の相手を、睡魔に襲われているお母さんが応対するという絵本です。絵を楽しむというより、言葉のやりとりが可笑しい一冊です。とはいえ、わざわざ絵本でなくても、このような会話、小さい子どもが居たら、毎晩のようにしているので、新鮮味にかけるといえば、言い過ぎでしょうか?

  もう一冊ソフィー・ブラッコールには、「ぺろぺろキャンデー」(ルクサナ・カーン文 ソフィー・ブラッコール絵 もりうちすみこ訳 さ・え・ら書房)もあります。こちらは、誕生会に呼ばれる女の子とやんちゃんな妹の話です。幼稚園くらいの子を対象にしていて、身近なテーマです。ただ、「ぺロペロキャンデー」の絵には、思ったことを吹き出しで表現しているところが何か所かあります。先の「ねえ、おきてる?」も、同様でした。
  言葉の吹き出しだけでなく、頭の中で想像していることも吹き出しで表現してしまうと、読者の想像を限定してしまうことにつながると思います。
☆写真は、「300年まえから伝わる とびきりおいしいデザート」の前にプルーンを入れてみました。今が旬のようで、美味しかった!
 

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