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みんなみすべくきたすべく

電車の中で読める本

五月の薔薇14j
  まだ全巻刊行されたわけではないけれど、随筆のアンソロジーなので、読んだ順番に書き留めてもいいと、勝手に思っています。
 まず、一冊目は4月刊行の「日本近代随筆選 1出会いの時」(全三冊 千葉俊二・長谷川郁夫・宗像和重編 岩波文庫)
 編者の一人長谷川郁夫は、かの大著「堀口大學 詩は一生の長い道」(河出書房新社)・・・ああ、このずっしり重い本のことは、まだ書けていない!腰を据えて書かねばならないと思いつつ、もはや半年。嗚呼。ずっと、枕元に置いてあるのです。

 閑話休題。
 今や、我が家は新しい愛おしい命に翻弄される毎日。電車で爆睡する前に、ちらとでも読める本が、この随筆選でした。どれも、短く、また選ばれたアンソロジーなので、なるほどぉと思ったり、そうだったのか・・・と思ったり、短時間で文学体験できるのが嬉しい。

 とはいえ、いくら選ばれし随筆であっても、いくら、チョー有名な文豪や文化人の文であっても、この一人の読者が、すべて、読みこなせるとは限らず、あるいは、途中でやめるのもあります。
 そこで、今頃気づいたことなのですが、どうも、読んでいてしっくりこないのがあるとするなら、その言葉の流れ、リズムが、カ・リ・リ・ロと合わないのではないかと思うのです。人それぞれにある、言葉のリズム・・・
 それは、いつから貯められていったのでしょう。
 生理的な表情の変化を見せる新生児を飽かず見ていると、もしかしたら、こんな時期から、言葉のリズムの好みはできていくのかもと思います。(続く)

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