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みんなみすべくきたすべく

王羲之から空海へ

五月の薔薇11j
 「王羲之から空海へ  日中の名筆 漢字とかなの競演」展(~2016年5月22日:大阪市立美術館)
 朝一番に出かけましたが、すでに並んでいて、会場を後にする時は、入場するのに列ができていました。会期終了間際だったからかもしれませんが、意外や意外、たくさんの人が来場していていました。
 また、聞こえてくる言葉に、日本語以外、あるいは、少々日本語のイントネーションと異なる言語の人も居て、「日中 漢字とかなの競演」というサブタイトルが生きているなと感じました。

 書をほんの少し習ってはいても、どの書がどうとか言える立場ではなく・・・しかしながら、作品の雰囲気が、好みのものもあり、子どもの書き初め展示以外で、書だけの展覧会は初めてかもと思いながら、展示を楽しみました。

 もちろん、一文字一文字の美しさは、作品すべてにいえるのですが、好みのものは特に「かな」に、多かったかもしれません。どれも似ているように見えて、それぞれ個性的。伝紀貫之も、西行も小野道風も藤原定家も、似て非なるもの(当たり前ですが)。

 平安になると、紙も綺麗で素敵です。後世とはいえ、表具されたものを見るのも楽しい。

 一字一字、神経を集中させ、一気に書くのだと聞いてはおりますが、ま、どの書も、カ・リ・リ・ロが先日、何枚も何枚も書き損じた命名紙のようなことはない様子。
 精神修養が足らん!と書の向こうから聞こえてきそうな気がしました。
 

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