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伊勢物語絵巻

根津3j
(承前)
 根津美術館「歌をまとう 絵の系譜」(~2016年5月15日)では、光琳の「燕子花図屏風」もよかったけれど、「吉野龍田屏風」の満開の桜と紅葉の六曲一双の屏風もよかった。(この屏風については、後日書きます。)

 そして、一番、楽しめたのが、「伊勢物語絵巻」。今回の弾丸美術館巡りの第一目的が、出光美術館の「伴大納言絵巻」を見ることでもあったので、予想外のところで、しかも、ゆっくり鑑賞できる状態で、「伊勢物語絵巻」を見ることができたのはラッキーでした。

 ともかく、絵巻は離れて見るということができませんから、すいているというのが必須なのです。鳥獣戯画展のときの混雑ぶりを思い出します。
 特別出品、個人蔵の「伊勢物語絵巻」は、16世紀室町時代のもののようで、東京国立博物館にあるものより、少しは見劣りするのかもしれません。が、しかし、一度に3巻ほとんど全部眺められるなんて、なかなかない機会です。
 時折入る、解説にも助けられ、伊勢物語って、そんな話だったの・・・と近づけた気がします。

 「燕子花図屏風」も≪らころも つつつなれにし ましあれば るばるきぬる びをしぞおもふ≫ という伊勢物語からきているわけですからね。

 それに、個人的には、出てくる地名に馴染みの場所がいくつかあり、それも含めて、楽しかったのかもしれません。(続く)
☆写真は、根津美術館 エントランス

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