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勝川春章と肉筆美人画展

       出光勝川j
 出光美術館の「勝川春章と肉筆美人画ー〈みやび〉の女性像」(~2016年3月27日)に行きました。生誕290年記念とありました。
 この人の門下には、北斎もいて、この人が当時の浮世絵師たちに多大な影響を与えたらしいのに、よく知らないから見に行きました。太田記念美術館でも「勝川春章〈北斎誕生の系譜〉」(~2016年3月27日)をやっていて、合わせて行きました。

 先に行ったのは出光美術館。
 写真に写る「美人鑑賞図」が一番初めにあって、おお!
 喜多川歌麿(1753?~1806)の「深川の雪」(→→)に雰囲気似てる!どっちも艶やか!
 勝川春章(1726?~1793)の「美人鑑賞図」の華やかで美しいこと。

 この肉筆画展での一番の収穫は、その掛け軸の表具をずいぶん楽しんだということでした。いわば、浮世絵版画の美人画は、似たようなものが多く、段々、いい加減に見て行く個人的傾向があるのですが、肉筆画に関しては、どれも一つとして同じ表具がなく、どれも華やかで個性的なので、その表具を眺める楽しみを見つけたという次第。

 刺繍あり、染めあり、織あり。
 花模様あり、吉祥文あり、幾何学様あり。
 ともかく、艶やかな美人画の表装ですから、派手な色というのではなくとも、どこか華やかで凝って居ました。

 が、しかし、図録をみても、表装は写っていないんですよね。たまに写って居るのもありますが、その表具についての解説はありません。本画、本紙ではないからなのでしょう。それに、修復して時代が新しかったりすることも問題なのでしょうけれど、ちょっと着目してみると、なかなか凝っていて面白い。
 ほら、勝川春章「美人鑑賞図」でも、掛け軸を手元で鑑賞していますね。(続く)
 

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