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みんなみすべくきたすべく

三菱一号館美術館

プラドjj
 一か月に二回の関東遠征なのに、美術館に興味のない夫と一緒だと、弾丸美術館ツアーとはなりません。とはいえ、やっぱり行きたい・・・
 
 出かける前に、「ここのこれと、ここのこれ、それか、ここのこの美術展の内、どれが行きたい?」とお伺いを立てましたら、「仕事で近くまではよく出かけるものの、未だ三菱一号館には行ったことない」・・ということで、東京三菱一号館美術館「プラド美術館展ースペイン宮廷 美への情熱」(~2016年1月31日)に行きました。

  歴代国王の美への情熱から蒐集されたものが並んでいて、スペインのものだけでなく、イタリアやベルギー、オランダなどから集めてきたものもありました。エル・グレコボス、ルーベンス、父子ブリューゲルなどもありました。スペインでは、ゴヤもベラスケスもありました。ちょっと、いいなぁと思ったのもありました。

 が、プラドには、あれがあるでしょう、という作品が一枚もないのです。(少なくとも、素人には、なじみのない絵ばかりでした。)
 ブリューゲルの「バベルの塔」にしても、ウィーン美術史美術館の父ブリューゲルの描いたものよりずいぶん小さく、内容も少々見劣りします。
 展示の大黒柱がなく、かといって、体系的なテーマの流れもないような。前半などは、ロンドン ナショナルギャラリーの展示に似ているなぁなどと思い、いつになったら、プラドらしさが見えるのかと思っていたら、終わってしまった・・プラドに実際に行ったことのない、多分、今後も行けそうもない者にとっては、肩透かしのような美術展でした。
 
 高額の入場料金を払い、並んでまで入場した夫の感想は、意外や意外、「やっぱり、古い建物は、しっかりできてるわ。木でできた廊下もいいねぇ。」。

☆写真左は、入場券(アントン・ラファエル・メングスの「マリア・ルイサ・パルマ」)。右は初来日というヒエロニムス・ボスの「愚者の石の除去」・・・左端の執刀医は、ふざけた漏斗の帽子。右端の妻は頭に書物。愚者の頭から出てきたのは青い花。

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