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おうさまのくつ

くつj
「おうさまのくつ」 (ヘレン・ビル文 ルイス・スロボドキン絵 こみやゆう訳 瑞雲舎)
 以前は、「ひゃくまいのドレス(きもの)」や「すえっこOちゃん」や「モファットきょうだいシリーズ」の挿絵でなじみ深かった、スロボドキンですが、近年、絵本が一気に邦訳出版され、この「おうさまのくつ」も出たばかり。

≪ むかし、あるまちのくつやさんが、上等の革を使い細かい模様の刺繍をし、金色に輝くまで磨いた靴をつくると、見た人は「すばらしい!まるでおうさまが はくようなくつだ」と口をそろえたものですから、この金色に輝く靴は「うぬぼれや」になってしまいました。

 あるひ、くつやさんがでかけてしまうと、左足の靴が「お城に行く時間だ!」と言いました。右足の靴も、うぬぼれやではありましたが、ちょっと抜けていて、いつも左足の靴の言いなりでしたから、どうしてお城に行くかさえ、よくわからずに出かけていきました。
 ポッカ ポッカ ポッカ ポッカ

ところが、お城に近づいたところで急な雨!それも土砂降り。
びしょぬれで、泥まみれになった うぬぼれやの靴は・・・・≫
(続く)

*「ひゃくまいのドレス(きもの)」(エレナ・エステス文 ルイス・スロボドキン絵 石井桃子訳 岩波こどもの本)
*「すえっこOちゃん」(エデット・ウンネルスタード文 ルイス・スロボドキン絵 下村隆一・石井桃子訳 学研・フェリシモ)
*「モファットきょうだいシリーズ」(エレナ・エステス文 ルイス・スロボドキン絵 石井桃子訳 岩波少年文庫)

☆写真は、英国バースの衣装美術館に展示されていた靴(1880~1890代)の絵葉書。展示品は、もっとたくさん並んでいて、とても小さな華奢なものばかりでした。

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