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浮世絵展ふたつのふたつめ

     大井川j
(承前) 
 さて、近所にあるもう一つの鑑賞無料(関西文化の日)だった美術館では、「浮世絵 恋物語 浮いた話のひとつふたつ」(芦屋市美術博物館:~2015年11月15日)が開かれていました。こちらは、昨年「やまとなでしこー美人帖」と一部同じ作品も並ぶ、浮世絵展でした。

 ここは、日頃、とてもとても、すいているのですが、さすが「関西文化の日」で無料だったせいで、いつもとは比べられないほどの来館者。
 歌川国貞の「源氏後集余情」という源氏物語の江戸庶民版みたいなのも面白かったし、同じ国貞の「忠臣蔵絵兄弟」というパロディのような浮世絵も楽しかった。
 
 二つの浮世絵展(あべのハルカス美術館・芦屋市美術博物館)で、「・・・・そう」というのがあって、ユーモラスなタイトルだったので、同じシリーズかと思ったら、
片や大判錦絵の今様美人十二景「愛走がよさそう」(渓斎英泉 1822~23頃)
片や堅大判錦絵の風俗三十二相「暗そう」「いたそう」「しだらなさそう」(月岡芳年 1888年)
たとえば、「いたそう」という絵、今にも入れ墨の針が突き立てられる瞬間のお顔、いかにも「痛そう」
・・・・で、各所違う作者。少々、時代も違う。
ま、こんな曖昧な言い方は、いつの世でも流行っていそう。(続く)

☆写真は、写楽ほど有名じゃないものの、見ていて楽しかった歌川国貞「大井川歩渡図(おおいがわかちわたりのず)」。
 姐さんたちを担いで大井川を渡って居ます。姐さんの位(人気?)によって、いろんな渡り方がありますね。向うに富士。

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