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みんなみすべくきたすべく

鶴下絵

いせj
(承前)
 京都国立博物館の「琳派 京を彩る」展では、本阿弥光悦の筆で俵屋宗達画の「鶴下絵三十六歌仙和歌巻」が見られ、圧巻でした。上の写真の絵葉書2枚は、その一部。 

 紙が貴重な時代に、下絵を描き、その上に書。
 墨を使う日本画や書の潔さ、その集中力にいつも魅了されます。

 鶴下絵だけでなく、鹿下絵とか草花下絵とか月に萩下絵とか、下絵といいながらも、書とコラボして、バランスをとり、その「美」となる作品。見ていて楽しいものでした。
 
 「三十六歌仙図屏風」も複数展示されていますから、おお!この人たちが作った歌が巻物になったのね・・・
 諳んじることができないながらも、声に出して読みたい和歌の数々。
 鶴が描かれているだけなのに、そこには、飛び立つ鶴、休む鶴・・・と、動きがあります。

☆ 写真に写る「伊勢」の歌は≪みわのやま いかにまちみむ としふとも たつぬる人も あらじとおもへば:三輪の山 如何に待ち見む 年深とも 訪ぬる人も 有らじと思えば≫

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