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みんなみすべくきたすべく

ひとりでおとまりしたよるに

        かやぶきやねj
(承前)
 フィリパ・ピアスとヘレン・クレイグのおばあちゃんコンビによる最後の仕事は、絵本「ひとりでおとまりしたよるに」 (さくまゆみこ訳 徳間書店)です。 おばあちゃんの愛のこもったこの一冊は、孫に捧げられているのではなく、ピアスの娘、クレイグの息子の嫁である、サリーに捧げられています。二人をつなぐことになったのがサリーだったからでしょうか。この絵本が、子育てに頑張っている娘への大きなプレゼントだとわかります。そして、2006年に亡くなったフィリパ・ピアスの大事な言葉が、最後の最後に書かれています。

 さて、お話は、おばあちゃんの家に初めて一人で泊まりに行くエイミーの話です。
 自分から言いだし、自分で大事な宝物を三つカバンに詰め、おばあちゃんのうちに。
 おばちゃんとの一日は楽しいものでしたが、いざ、眠るときになると・・・
 こんなとき、「だいじな ものは、ひみつに しておかないと」と、しまっておいた宝物が勇気をくれます。
 ところが・・・

 お話の最後はこうです。
 メリーゴーランドに乗ったエイミーは、家族に手を振ります。
≪エイミーがのった りゅうは、ぐるぐる ぐるぐる まわります。おかあさんたちは みえたり、みえなくなったり します。だけど だいじょうぶ。エイミーには もう、わかっていました。みえなくても、みんな ちゃんと そこに いるんだよね。≫

☆写真は、英国 ヘミングフォードグレイ村の茅葺き屋根のおうち。

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