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みんなみすべくきたすべく

粗布重ねその上に独りごろんと寝ころべば

  椅子j
ランボオ「七才の詩人」
≪粗布重ねその上に独りごろんと寝ころべば、粗布は、満々たる帆ともおもはれて!・・・・≫(中原中也訳 岩波文庫)

(承前)
  チューリッヒ国立博物館で、「カリジェ展」をやっていると、聞いていたので、行きました。(~2016年3月10日)
 「ウルスリのすず」が実写版の映画になったようで、それを記念して(?)、カリジェ作品と山の生活展の様相でした。
 カリジェの作品と並んで、山の椅子や山小屋の設えの展示もあって、美術館ではなく博物館で開催された理由がわかるような気がしました。
すずj
 カリジェが絵を描いた「ウルスリのすず」は、とてもわかりやすい展開です。
≪鈴行列のお祭りには、鈴を身に着けて行列するのですが、ウルスリが手に入れたのは小さな鈴。
大きい鈴の子が行列の先頭になれるのですから、ウルスリはしょんぼり・・・
そんなとき、ウルスリは思いつきます。山の夏小屋のあのくぎにずっと前から大きい鈴がかかっていたことを。
で、ウルスリは山の夏小屋へ。ところが、たどりついたウルスリは、疲れて寝てしまい・・・≫

*「ウルスリのすず」(ゼリーナ・ヘンツ文 カリジェ絵 大塚勇三訳 岩波)
☆写真上は、「カリジェ展」にあった山の手彫り椅子、写真中は、ミューレン途中にあるチーズ小屋、写真下は、トゥーン湖畔オーバーホーヘン城の庭にある小屋。

       のきしたすずj

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