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みんなみすべくきたすべく

ボヘミアングラス展

グラスj
 避暑を兼ねてすいている美術館に行くのは夏の楽しみの一つかもしれません。
それで、神戸市立博物館に「ボヘミアングラス」展(~2015年8月30日)に行きました。

 プラハ国立美術工芸博物館所蔵のボヘミアングラスが、時代を追って展示されています。最後は、現代のアバンギャルドな作品で〆られていました。

  チェコ(ボヘミア)の歴史を考えると、余り多いとは言えない展示品の背景も少し見えるような気がしました。
 というのは、宮廷好みのシノワズリーものの多いこと、時々見受けられる小さなバラの模様が、ウィーンの磁器窯、マリア・テレジアご用達だったアウガルテンのものと似ていること、あるいは、ニンフェンブルグというドイツミュンヘン郊外の磁器窯のバラにも似ていること、また、写真左に写るグラスは、ドイツ マイセングラスとはいえ、チェコのボヘミアングラスの会社で作られたと考えられること。・・・・など、隣国に侵略され、翻弄されながらも、自国のアイデンティティーを、ボヘミアングラスに託していったチェコという国が垣間見える展示でもあったと思います。

 ただ、チェコ本体に残ったものが少ないのか、思ったような精密なものは少なく、やっぱり、この時代なら、日本の方が、精密だし精巧だし、センスいいよなあ等と、日本を思い、会場を後にしたら・・・(続く)
☆写真は、ボヘミアングラス展の案内紙の上に、葡萄の葉っぱ模様のワイングラス

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