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みんなみすべくきたすべく

背文字

背文字j
(承前)
 「ライラックの枝のクロウタドリ」(ジェイムズ・リーブズ詩 エドワード・アーディゾーニ絵 間崎ルリ子訳 こぐま社)の訳者あとがきに引用されているのは、オンリーコネクトⅢのアーディゾーニの言葉です。≪アーディゾーニは、「ウォルター・デ・ラ・メアとジェイムズ・リーブズと、エリナー・ファージョンの詩や散文の挿絵を描くことは無上の喜びだった」と言っています。≫

 そうなのです。今の小さな子どもたちは、絵本のアーディゾーニにまず、出会っていくのでしょうが、個人的には大人に近くなってから出会ったアーディゾーニは、「チム」だったのか?「ムギと王さま」だったのか?というくらい、ファージョンの本を介してもアーディゾーニと出会ってきました。

 写真に写る本は、英国の古本です。洋書が本棚に並んでいると、背の文字(タイトル)は首を横にして読むという、日本人(私個人)には面倒な作業です。そんななか、アーディゾーニ挿絵の本は、とても見つけやすいのです。背表紙に、彼独特の手描きの文字が印刷されているからです。

*「「オンリーコネクトⅠ~Ⅲ 児童文学評論選」(イーゴフ/スタブス/アシュレイ編 猪熊葉子/清水真砂子/渡辺茂男訳 岩波)
☆写真下から、“JamesReeves Complete Poems for Children”(Heinemann社)、 「エドワード・アーディゾーニ 若き日の自伝」(阿部公子訳 こぐま社)、“J.M.Barrie's Peter Pan  The Story of the Play Presented by Eleanor Graham and Edward Ardizzone Hodder & Stoughton社)、“The Eleanor Farjeon Book”(Harmish Hamilton 社)、“Eleanor Farjeon's Book Stories-Verses-Plays Puffin Books)

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