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みんなみすべくきたすべく

病気になって 寝ていたときは

フランス国旗j
(夢の続き)(承前)
 ロバート・ルイス・スティーヴンソン「ある子どもの詩の庭で」(まさきるりこ訳 イーヴ・ガーネット絵 瑞雲舎)には、いくつかの眠りに関係する詩があります。
「夏の寝床」「夜に見るもの」「ふとんの国」「眠りの国」「眠りにつくとき」「お日さまの旅」「月」「寝床への道ー北西航路 (1おやすみ 2 影の中を進んでいく 3 港で」「おはなしの本の国」「小さな国」

中でも「ぼくのベッドは舟」は、海へこぎ出す気持ちが、宝島に通じています。
≪ぼくのベッドは小さな舟だ
 ばあやがぼくを着がえさせ
 水夫の服に身をかためさせ
 舟にのるのをてつだって、
 くらやみの中にこぎ出させてくれる。
 
 夜になったら舟にのりこみ、
 岸にいるみんなに、おやすみなさいという。
 それからぼくは目をつむり、
 どんどん海へとこぎだしていく。
 ぼくにはもう、なにも見えない聞えない。・・・(後半 略)≫

 そして、もう一つ「ふとんの国」の初めは、いつ読んでも心が痛い。
≪病気になって、寝ていたときは、
 あたまの下に、まくらをふたつと、
 おもちゃをぜんぶ、そばにおき、
 それで一日、たのしくあそんだ。・・・(以下略)≫

 小児喘息だった長男が、小学校を休む日、彼は「長くつ下のピッピ」(岩波)のシリーズや西遊記(福音館)など、重くて分厚い本を布団のそばに積み上げていたことを思い出します。
 息が苦しくて、階段を上るのもやっとのことだった彼。本を引きずり上げ、本を一段ずつ上の段に載せ、自分は這い上がるようにして、二階の布団にたどりついた彼。手伝わなくていいからと。(夢は続く)
☆写真は、スイス レマン湖 船の国旗はフランス。対岸はフランスです。

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