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ニーセン山

ニーゼン山
(承前)
  ああ、またもや、なーんも知らない。
  ホドラーの「ニーセン山とトゥーン湖」(写真左)の印象的な二等辺三角形のニーセン山(ニーゼン山)。つごう、往復2回もそばを通っているのに、この独特な形の山を見た記憶がない!

  登山鉄道に乗り換えるインターラーケン駅がもうすぐ、心はアルプス、窓の外は、美しいトゥーン湖・・・ということで近くの山を見てなかった・・・うーん、今度行ったら、しっかり見て来よう。

  ん?このニーセン山、パウル・クレーも好きだった?きゃー。
  そういえば、三角の山が描かれていた!(写真右、芸術新潮の特集にあったクレーの「ニーセン山」) クレーの絵は、ホドラーよりさらに抽象化されているので、実際の山がモデルだなんて考えたこともなく、山→三角 △。みたいな単純な発想しかありませんでした。浅はかな鑑賞でした。
 そりゃそうですよね、ベルン州にあるこの山を、ベルン近郊出身のパウル・クレーが描かないはずがない。

 蛇足ながら、ベルン美術館の前の通りはホドラー通りというらしく、やっぱり、なーんも知らんと歩いていました。

 で、結局、東京の国立西洋美術館に続き、兵庫県立美術館のホドラー展(~2015年4月5日)にも行きました。そこで東京では重くて買わなかった図録を買いました。

 その解説に、書いてありました。≪ニーセン山はホドラー以後の画家たちにとっても特権的な対象となっていく。クーノ・アミエ、アウグスト・マッケ、そしてパウル・クレー。彼らも幾何形態のようなこの山に惹かれ、それをいっそう抽象化していくだろう。その起点にホドラーがいたのである。≫

 追記:鉄道の「線路好き」の夫にニーセン山のことを話すと、もしかしたら?とスマホ内の写真を探してくれました。そしたら、あった!車窓から写したトゥーン湖西端のトゥーン駅の表示向うに、尖った山。ちなみに、先日のホドラー展望台は、この山のずーっと向うの方向です。(多分、左端に雪を頂いている山の方だと思う。)それに、アイガー、メンヒ、ユングフラウの三山は、そのまたずーっとむこう。

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