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京人形

御所人形j
(承前)
  京都国立博物館平成知新館の特別陳列「雛まつりと人形」展(~2015年4月7日)には、お雛様だけでなく、江戸時代に誕生した京都の人形たちも展示されていました。
 素人は、どれも「日本人形」と括ってしまいがちですが、どうも京都らしく「京人形」という括りがあるようです。
 さらに、解説文によると、「嵯峨人形」「賀茂人形」「衣装人形」そして、「御所人形」と分けられています。木彫りを基体にその上に胡粉で盛り上げたり重ね塗ったり、また木目込んだり、と、違いはあれど、どれも福々しいお顔です。

 写真左は京都国立博物館蔵の御所人形「桃持ち」。写真右の御所人形「しあわせ」は、有職御人形司十二世の手になる現代もの。時代は違えど、どちらも、色白のきめの細かい肌質のお人形。子どもの健やかな成長を願うのは、いつも同じ。現代の作品「しあわせ」のキャプションは、≪あたたかい日差しのもと、しあわせに心おどる女の子です。≫

 ところで、子どもの頃は、雛祭りも七夕も関西では旧暦でしていたと思います。今や、メディアで全国津々浦々、つながって、旧暦じゃ遅いなぁなどと思う関西の人も多いのだろうと思います。そんな意識の中、京都国立博物館「雛まつりと人形」展の日程は、バリバリ旧暦。京都人の意地を見せているようで、ちょっと可笑しい。

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