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みんなみすべくきたすべく

仁和寺にある仙人

仁和寺門j
 春、仁和寺の御室桜は圧巻ですが、遅咲きの桜は、今、その時期を静かに待っていました。
 この仁和寺は、昨日の菅原道真が左遷される前、上り調子だった時の後ろ盾、宇多天皇が先代の遺志をついで仁和4年(888年)に建立。解説によると、こんな元号のついたままのお寺は、意外と少ないらしい。また、御室御所とも呼ばれた門跡寺院で、それぞれ時代時代の立派な物が敷地内に存在するのも面白い。上の写真は、仁王門。ここの阿吽像は少々小ぶりながら、やっぱりその仁王ぶりは、前のバス道の排気ガスにもめげず、頑張ってました。

 で、日頃は非公開の特別公開の金堂(国宝)と経蔵に行きました。(~2015年3月18日)
 金堂内の阿弥陀三尊やその周りの四天王や邪鬼を拝観できる機会でした。
 せっかくなら、もっと近くで拝みたいものだと思いながらも、うす暗いなか、鎮座する仏像を見て、その芸術的センスに目が行きます。端に佇む(踏まれてないし、重いものを支えていない)邪鬼のユーモラスな顔。後ろに映る影までも、なんかおかしくて、親しみが持てます。
 金堂の上には、3000年~4000年に一度、息継ぎに水の上に顔を出すという亀の上に載った仙人(黄石公)が、金堂を守っていました。この仙人は、この亀を3-4度見たと言われ、永遠の象徴として、お屋根の上に居るんだとか。
        仙人j
 立派な金堂の横に在る経蔵には、八面体の回転式書架(輪蔵)があるのですが、768の経箱の引き出し全体が塔のように屹立しています。輪蔵は、回るようになっていて、回すだけで、経典を読誦したのと同じご利益が得られるという、知恵?いえ、簡略合理化されたものです。実際には回させてもらえないので、やっぱり功徳もなく、経蔵を後にして、ローカル色溢れる嵐電に乗りました。
駅j

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