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みんなみすべくきたすべく

映画「ナショナル・ギャラリー」

           ダビンチj
 (「みんなのアムステルダム国立美術館」から続き 承前)
 二本目の美術館ドキュメンタリー映画は、「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」。なんと3時間!

 何度も行っても、毎回発見がある美術館です。それには、内部で、優秀な人たちがディスカッションを重ね、より良きものにしようと努力を重ねているのがよくわかります。先のアムステルダム国立美術館の映画は、作品自慢というより、美術館裏苦労話といった感がありましたが、このロンドン ナショナル・ギャラリーの方は、至宝自慢であり、所蔵作品解説に時間を割きます。が、時折、難解な講義を聞いてるような気分になって・・・・眠くなる・・・もし、これから劇場に行く人は、食事より前に見るのをお薦めします。
 
 さて、トラファルガー広場前のナショナル・ギャラリー本館は無料ですが、セインズベリー翼という建物は、有料で展覧会をやっています。それが、昨夏に行った「色を作る展」であったり、その前の「フェルメールと音楽展」や、かつての「パリのアメリカ人展」「フェルメールとデルフト派展」でした。それらは、予約制であったり、当日すいていたりして、今まで混雑を経験したことがないのです。が、映画の中で「ダビンチ展」が映されたときは、びっくり、寒い中並ぶ人も大勢。会場も日本で開催される印象派展や絵巻展のような混雑。ヒェー。

 その展示の目玉の一つが、この写真に写るダ・ビンチの「岩窟の聖母」だったようです。ルーブルにある同じ構図のものと、よく比較され、ダ・ビンチ自身の作か、それとも弟子の手が入っているのか謎も多いようですが、個人的には、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの聖母の美しいブルーに惹かれます。この絵は、「ダビンチ・コード」でも重要なヒントになっていましたね。
 ただ、ここに使った写真は、映画でも若い女性学芸員がいうように、あれ!こんな隅っこに、こんなものが!と、いう感じがして、見つけたときは、とても嬉しかった。もはや、通常展示された 人けのない画の前で、独り占めできたのですから。(続く)

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