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みんなみすべくきたすべく

絵を見ればわかる

くさかりきj
 (承前)
 「せきたんやのくまさん」のシリーズは、読者へのお楽しみがたくさんあるので大好きです。文に書かれてなくても絵を見ればわかることがたくさんあるのです。

 せきたんやのくまさんは家に帰るとお茶を飲み、絵本を見、一人でねまきに着替えて眠ります。さて、うまもうまのお茶を飲み・・・とまでは書いていますが、うまさんが家に帰ったら、しっぽの赤いリボンは、どうなっているでしょう?

 「せきたんやのくまさん」のシリーズのことは、かつて海ねこさんにも書かせてもらっているのですが、視点を変えるとまた違った楽しみが見えてきます。
「せきたんやのくまさん」の移動手段は、馬さんと荷馬車。
「うえきやのくまさん」は、赤い手押し車。
「ゆうびんやのくまさん」は、自転車。
「パンやのくまさん」は、車。
「ぼくじょうのくまさん」に至っては、なんと!トラクター!
(参考までに「まどそうじやのぞうのウンフ」は赤いサドルの三輪車。)

 幼い子どもの身近な乗り物、憧れの乗り物。「せきたんやのくまさん」が1948年作で、「ぼくじょうのくまさん」が1985年ですから、馬からトラクターへ。 
 とはいえ、乗り物の様子が変わっても、絵の中に描かれている家の中の様子や田園の風景は、今もあんまり変わりないのが、イギリスの楽しいところ。(続く)

*「せきたんやのくまさん」(フィービ&セルビ・ウォージントン文絵 石井桃子訳 福音館)
*「パンやのくまさん」*「ゆうびんやのくまさん」(フィービ&セルビ・ウォージントン文絵 まさきるりこ訳 福音館)
*「うえきやのくまさん」*「ぼくじょうのくまさん」 (フィービ&ジョーン・ウォージントン文絵 まさきるりこ訳 福音館・童話館)
*「まどそうじやのぞうのウンフ」(アン・ホープ作 エリザベス・ハモンド絵 石井桃子訳 福音館)
☆写真は、英国ケンブリッジ構内で芝刈りをする「うえきやのくまさんおじさん」

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