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シェイクスピアの花園

くれいんjj
(承前)
 東京 練馬区立美術館「見つめて、シェイクスピア—美しき装丁本と絵で見る愛の世界—」(~2014年11月30日:滋賀県立美術館2015年2月7日~4月5日)には、ウォルター・クレインの挿絵もたくさんありました。
 その中でも、今、手に取れるのは、ペーパーバックの「シェイクスピアの花園」(シェイクスピア劇より ウォルター・クレイン画 マール社)(写真中央)。1906年の原本からの印刷。
 
 この本の最初のページに【ワーウィック公爵夫人に捧げる 夫人の美しいイートン・ロッジのイングリッシュ・ガーデンで、この本のイマジネーションあふれる構想が生まれたことに、感謝をこめて】とあります。クレインが、美しい庭を鑑賞し、シェイクスピアの戯曲のイメージと重ね合わせ、ふくらませ、こんなにきれいな本ができたということです。
 また、スイスのクライドルフの擬人化された花々も美しいのですが、英国のクレインの擬人化された花々も美しい。片や、アルプスの花々、片や、英国庭園の花々。

☆写真右、バラの精の絵葉書のキャプションは、≪幼子のくちびるは4つの赤いバラ、一本の木に花ひらきいまをさかりと、夏のせつなにくちづけを 「リチャード三世」第四幕 第三場 暗殺者≫(「シェイクスピアの花園」マール社)。写真左の絵葉書は、同じくクレインの描くシェイクスピア「テンペスト」。 

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