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仙厓と鍋島展

仙厓j
 京都細見美術館の「仙厓と鍋島展」(~2014年12月4日)に行きました。神尾勇治氏という個人のコレクター所蔵のものでした。東京の皇居前 出光美術館でも、仙厓は見ましたが、こんなにたくさんの仙厓が並んでいるのは初めてでした。

 日本の墨絵は、一気呵成に描き、伸び伸びとした息吹が感じられるものが多くあって、見ていて、楽しい。伊藤若冲の鶏の図にも伸び伸びとした尾の鶏が描かれていますが、この仙厓も、突き抜けた画風が、観ているものの心も解放してくれそうです。
 無駄を省き、色でごまかさない。色を重ねて行く西洋画より、もしかしたら、余白とともに明るくも暗くもできる。先日の鳥獣戯画は平安から鎌倉のものでしたが、最後の丁巻の描き方は、江戸の仙厓の描き方と似ていなくもない。

 一番気に入った「仙厓」は、もはや、「鍋島」のコーナーにありました。

 「鍋島きれい!」とか言いながら進んでいくと、美しい「色絵桜花籠文小皿」の上に飾られていた仙厓「吉野花見画賛」。
 そこには、「吉野でも 花の下より 鼻の下」と書かれ、女人とともに、花を楽しむ男衆が・・・ふふふ。
 そんなところに、一枚だけ、仙厓を展示したのは、読みやすく堅苦しくない解説を書いた気の利いた学芸員さん?

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