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みんなみすべくきたすべく

夏ぞらのもと ボートはゆれ

            キャナルボートj
 (承前)
 さて、「不思議の国のアリス」の始まりに詩がありましたが、「鏡の国のアリス」の最後にも詩があります。
≪夏ぞらのもとにボートはゆれ
 夢見るようにもためらっていた
 とある7月のゆうぐれ―――
 身ぢかに三人の子どもは座り、
 かがやくひとみとすなおな耳で
 わたしのはなしに聞きほれていた。
 その青ぞらもいまはうすれた。
 こだまはたえ、おもいでもほろび、 
 夏はきびしい秋の霜に追われる。
 ・・・・・・・(中略)・・・・・・
 ながれをただよいくだりながら―――
 金いろのひかりのなかにためらいながら―――
 いのちとは、夢でなければ、なんなのだろう?≫

 テムズの流れの中で生まれた この2冊の本。
 ルイス・キャロルと3人のリデル姉妹のようにボートには乗らなかったものの、同じコースを、テムズに沿って歩いてきました。(続く)
*「不思議の国のアリス」(ルイス・キャロル作 ジョン・テニエル画 生野幸吉訳 福音館)
*「鏡の国のアリス」(ルイス・キャロル作 ジョン・テニエル画 生野幸吉訳 福音館)
☆写真上は、オックスフォードキャナルのボート。下は、オックスフォード テムズ川イフリーロック近く

          あひるがかえるj

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