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ドードー鳥

ドードー鳥
 (承前)
 不思議の国のアリスに登場するドードー鳥は、チェシャ・ネコやトランプの王様や女王、豚の赤ちゃんなどと同じように、作者ルイス・キャロルの想像力で生み出されたものだと思っていました。

 するうち、実は、絶滅はしたけれど、かつては、実際に生息し、飛べないおっとりした鳥だったことを知りました。
 
 で、「不思議の国のアリス」では、その印象的な姿が、画家テニエルによって描かれていますが、コーカス・レースというなんだかわけのわからない競争を提案するドードー鳥の言葉も可笑しい。

≪・・「事情かくのごとくであれば」とドードー鳥は立ち上がりながらおごそかに申しました。「わがはいは会議延期の動議を提出します。より旺盛なる処方を即刻採用せられんことを―――」  「ぼくらのことばでしゃべってくれよ」と小ワシが言いました。「その長ったらしいことばの意味の半分もぼくにはわからないよ。そのうえにだね、あんただってわかってやしないと思うよ!」こう言って小ワシは首をうつむけ、うす笑いをかくそうとしました。・・・≫
(続く)

*「不思議の国のアリス」(ルイス・キャロル作 ジョン・テニエル画 生野幸吉訳 福音館)
☆写真上は、英国オックスフォード ボードリアン図書館(多分) ドードー鳥
写真下は、英国ケルムスコットマナー前庭。

             けるむすこっとにわj

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