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ペニーさんのサーカス

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 ペニーさんシリーズの完結編「ペニーさんのサーカス」がでました。 ペニーさんは動物たちと暮らす心優しい人です。
 おなじみの動物たち、ウマのリンビーも、メウシのムールーも、ブタのパグワッグも、子ひつじのミムキンも、メンドリのチャクラックも、オンドリのドゥーディも、そして、ヤギのスプロップも、もちろん登場します。それに加わるクマのオラフ、チンパンジーのスージー。

 作者のマリー・ホール・エッツは「もりのなか」「またもりへ」の作者です。これらの絵本は、小さな子どもに愛され続けてきました。ペニーさんシリーズは、絵本の装丁としては、お話が長いものの、絵も多いので、もう少し大きい子どもたち、小学生に楽しんでほしいシリーズです。

 字が読めるようになると、ついつい大人は、「もっと字の本を読みなさい」と子どもを絵本から離しがちです。子どもには迷惑千万な話ですが、大人たちにとって、字の多い絵本というのは、「小さい子の読む絵本」にしか見えないことが多いようです。ちょっと、読んでみるだけで、わかることとはいえ、お母さんたちも忙しいのか、本を手に取る暇もなく、つい「そんな絵の本、小さい子のんやわ。字が読めるんやから、字の本にしなさい」

 字が読めるようになっても、身近な大人が、声に出して読むなら、まだまだ、読んでもらう楽しみから離れたくない子どもたちは、ペニーさんたちと楽しい時間を過ごせると思います。「もう読んで要らん」という日が来るまで、一緒に絵本やお話を分かち合うのは、大人にとっても、大切な時間であり、大切な時間だったと信じます。

☆写真右が「ペニーさん」左が「ペニーさんと動物家族」写真下に写るのが「ペニーさんのサーカス」の家族写真です。皆いい顔なのですが、特にチンパンジーのスージーがいい顔!

蛇足です。本文、最後辺りで、年老いた象を買う提案もあって、最後の家族写真には象も参画かと思いきや、象は不在でちょっと残念。この本でシリーズ完結となっていたので、結局、象は?ま、同じ作者の「いどにおちたぞうさん」でも読むことにしましょう。(続く)

*「ペニーさん」(マリー・ホール・エッツ 松岡享子訳 徳間書店)
*「ペニーさん動物家族」(マリー・ホール・エッツ 松岡享子訳 徳間書店)
*「ペニーさんのサーカス」(マリー・ホール・エッツ 松岡享子訳 徳間書店)
*「もりのなか」(マリー・ホール・エッツ まさきるりこ訳 福音館)
*「また もりへ」(マリー・ホール・エッツ まさきるりこ訳 福音館)
*「いどにおちた ぞうさん」」(マリー・ホール・エッツ たなべいすず訳 冨山房)

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