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バルテュス展

ミツみぎj
  京都でも開催されるようですが、(2014年 7月5日~9月7日 於;京都美術館)、上京のついでに上野の東京都美術館に「バルテュス展」を見に行きました。(~2014年6月22日)この展覧会のキャッチコピーは、≪ピカソをして「20世紀最後の巨匠」と言わしめたバルテュス≫というものでした。

 写真に写るチケットの「夢見るテレーズ」と題された少女の絵や、角度こそ違え、ほか同じようなポーズを取る少女の白昼夢のような世界。あるいは自らを「猫たちの王」と称し、猫とともに描いた自画像。・・・作品の多くには、少女と猫が登場し、生涯、この画家の周りには、猫と少女たちが居たのがわかります。
 また、フレスコ画を意識した画面もあり、現代なのに、古典的な雰囲気も感じます。

 東洋的なもの、特に浮世絵に惹かれ影響を受けたとし、日本人の妻をモデルに描いた「朱色の机と日本の女」もありますが、日本の誇る「北斎」が、人の筋肉の動きを熟知し、無理のない動きの人々を描き続けたのとは、違う方向で、人の静止した状況を描いた画家だったのだと感じました。

 最後の部屋には、本人や家族の大きな写真展示が随分ありましたが、今回同じ会場でなくてもよかったのではないかと思いました。(続く)

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