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映画「世界の果ての通学路」

         グラウンドj
「世界の果ての通学路」は、ドキュメンタリー映画です。
遠い遠い学校に通う4カ国の子どもたちを追っています。

象に襲われないよう命がけで片道2時間もかけて通学しているケニアの兄と妹。
見渡す限り人のいないアルゼンチン、アンデス山脈の草原を馬に乗って小さな妹と二人通う兄。馬に乗って片道1時間半。
足が不自由な兄の乗る車いす様に作った車のついた椅子を引っ張り、押して学校に行くインド ベンガル湾漁村の3人の子どもたち。ぬかるんだ道あり、タイヤが外れたり、車いすを押して片道1時間15分。
モロッコのアトラス山脈、山越え、谷越え、また山越えて通う女の子3人。途中で一人の脚が痛くなって・・・全寮制の学校まで片道4時間。金曜夕方には同じコースを家に帰ります。

アフリカの雄大な自然!おお、キリン!おお、象!なんてどこかの映像を見ているのとは全く違う気持ちで見ていました。なんで、こんなに広いの?早く学校に着かせてあげて!

アンデスの草原、空気もおいしそう!なんて気持ちはふっとび、何事もなく着いてね。優しいお兄ちゃん。可愛い妹。

ぼろぼろの車の着いた椅子を嫌な顔一つせず、かえって楽しげに、弟たちが引き、押します。見ているおばちゃんは、わが身が恥ずかしい・・・一番下の弟の可愛いこと。二番目の弟の健気なこと。

山越えしていく女の子は、女に教育は不要という古い風習の残る地域から通っています。奨学金を獲得し、他の女の子たちも学校に、と将来を見つめる確かな目を持っている女の子、本当にまぶしい。

ケニアのお兄ちゃんジャクソンくん、英語でインタヴューに応えていました。
あんなに危険な通学をして、あんなに賢くなって、そして人間としての知恵も確かなものとなっています。
ああ、これからも毎日、本当に気をつけてね。
そして、無事に大人になって、あなたたちの夢を叶えられますように。

それぞれの親たちが、それぞれのを子どもたちを送りだす時の様子は様々ですが、共通しているのは、どの親もその無事を祈って送り出していること。そして、それは、かつての自分の姿でもあります。

子どもたちの勇気と頑張りに感動しました。

☆写真は、メルボルンの小学校グラウンド(撮影*Co.A)

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