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みんなみすべくきたすべく

パリでオートバイを買おうとする

マカロンj
(承前) 
 クレジットカードで、買い物する時、まだガシャンと青カーボン紙に印字する機械も残っていた頃、ロンドン街中の児童書専門店で、クレジットカードを使ったことがあります。
 なんの本だったか忘れましたが、そのロンドン滞在の時は、ホテル以外、クレジットカードを使っていなかったと思います。
 それで、帰国し、しばらくしてから、カードを使ってガソリンを入れようと思うと、「このクレジットカードは使えません。」
 ん?どういうこと?
 仕方がないので、現金を払って帰宅すると、カード会社から電話がかかってきました。
 「そのカードを使ってパリでオートバイを買おうとしましたか?」
 「はあ?」
 「そのカードで、まず、フランスパンを買って、使えるとわかった者が、オートバイを購入しようとしたのですが、貴女の購入歴にそういったものを買う履歴がないので、カードは差し止められたのです。」
 
 というのが、私の何年か前の話です。

 さて、以下は「本を愛しすぎた男」の本泥棒ギルキーがカード情報を盗んだ手口の一つです。
≪…当時(1999年)は顧客のカード番号がカードの利用伝票に印字されており、数枚つづりのカード伝票は、一枚が客の控え用、もう一枚が店の監査部用になっていた。店員は客の控え用の伝票に印字されたカード番号に線を引いて消すように言われていたが、監査部用の伝票はそのままでよかった。ギルキーによれば、忙しいときは店員が監査部用の伝票を投げ捨てることがあったので、ギルキーがたまに伝票を返すのを忘れたとしても、気づかれることはなかったそうだ。…≫
 
 うーん、そうだったのか???
 その頃、日本でも青カーボンでカード情報を取るようなことはなくなっていて、ロンドンのその店、はい、閉店間際に行ったその店のみ青カーボンだったのです。(続く)

*「本を愛しすぎた男: 本泥棒と古書店探偵と愛書狂」(アリソン・フーヴァー・バートレット 築地 誠子訳 原書房)☆写真は、パリのお菓子屋さん。

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