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みんなみすべくきたすべく

おほふばかりの袖 その1

j桜並木
 この辺りの桜は、タイミング良く満開になったようで、少しの雨風には負けず、まだ頑張っています。華奢なようで、意外としっかりものの彼女です。

 後撰集 読人しらずに
「大空におほふばかりの袖もがな春さく花を風にまかせじ」(空を覆う大きな袖があれば、咲いた桜も風任せにはしないのに)とあり、これは、今も桜が満開になったときに、誰しも思う気持に近いかもしれません。
 ところが、源氏物語第二十八帖「野分」では、あんまり風が強くて、草木がなぎ倒され萎れるので、「『空を覆う大きな袖』は、春より秋に要るなぁ」と言っています。(続く)

☆写真は、車も人もあまり通らず、道の真ん中で、毎年ついつい撮りたくなる、近くの桜並木。

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