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みんなみすべくきたすべく

新しいおとな

            しだれj
 河出書房新社も小出しに出版するものですから、手に入れやすく・・・石井桃子のこれまで読めなかった随筆集第4冊目です。
 「新しいおとな」 (石井桃子 河出書房新社)

 この前の「プーとわたし」は、石井桃子の翻訳者としての視点が多かったのですが、この「新しいおとな」は、児童図書館・家庭文庫の黎明期、石井桃子が、どういう姿勢で、どう取り組んでいったかという文が多く掲載されています。また、そこにつながる、幼い子どもと絵本に心を砕いている文は、今一度、子どもと子どもの本に関わる大人が読み返す文でもあります。
 
≪人間の子どもは、ありがたいことに絵が読めます。絵を見て、絵に隠れている物を、自分の頭に描くことができます。≫(「幼い子どもと絵本をむすびつけよう」)

≪・・・絵本は、おとなが子どものために創りだした、最もいいもの、だいじなものの一つということができないだろうか。絵本は、子どもの年齢や、興味にしたがって、その子にわかる、またはその子の興味をひく絵で話しかけ、絵で知らせ、絵で考えさせることができる。しかも、絵本は、美しい形と、美しいひびきを、一丸としてそのなかにもつことができる。そして、もし図書館のような組織が発達していれば、子どもは、いつもそれを、自分のそばにおくことができる。≫(「子どもにとって、絵本とは何か」)

*「家と庭と犬とねこ」「みがけば光る」「プーと私」「新しいおとな」(石井桃子 河出書房新社)

☆3日連続カメラを持ち歩いて、雑用こなしに外出しました。一昨日の薄桃色、昨日の白色、今日の枝垂れの桃子色桃色。帰ってお茶を一杯いただきました。

さくら模様j

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