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みんなみすべくきたすべく

セブン・シスターズ

                セブンシスターズ丘からj
  昨日の、まったくドーバーのセブン・シスターズとは関係のない文に使った、白亜の崖は、本当に美しく、海から船に乗って眺めたのは、20年くらい前のこと。とはいえ、その時の青空と白亜と海の写真は、フィルム写真でしたので、今回、お友達のデジカメ写真をいただいて掲載しているわけです。その送信された写真を見ているうちに、懐かしさでいっぱいになり、ファージョンの「ヒナギク野のマーティン・ピピン」(石井桃子訳 岩波書店)の中の『ウィルミントンの背高男』を読み返しました。

 ウィルミントン村に住むとても綺麗好きな7人姉妹が、ある日、とても小さな男の子を見つけ、育てます。そのウィルキンと名付けられた男の子は、大きくなりたいと願うものの、一向に大きくならず、結局は、煙突掃除の仕事につきます。ところが、そのすすだらけのウィルキンのお世話にほとほと疲れた7人姉妹は、耐えきれず、白い崖に姿を変えてしまうのです。それで・・・

 という話です。話に、実在する、セブン・シスターズという崖と、ウィルミントンの背高男という丘絵(石灰質で覆われた丘の斜面を掘って描かれた様々な絵)が、出てきます。そして、話の舞台になった、英国の南、サセックス辺りは、地面の下が、石灰質で白く綺麗なのですが、水はけも悪く、増水や洪水にもつながります。そんな地質を背景に、同じくファージョンの『若ジェラード』( 「リンゴ畑のマーティン・ピピン」所蔵 石井桃子訳 岩波)も生まれたのでした。

☆写真は、英国 サセックス セブン・シスターズ (撮影:&Co.Ak)

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