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棟の木かざり

棟の木かざりj
 昨年、スイスに行った時、「ああ、あれ!」と、叫んだら、夫は「????」。私の指さす方にあったのが、写真に写る、小さなモミの木。
 興奮状態の私が「棟の木かざりよ!」「はあ????」
 「スイスの棟上げのときに、飾るモミの木よ!」「・・・・・」
 大満足で、
「ああ、これが、ファージョンが『棟の木かざり』といったモミの木ね」

 ところが、次の日も、同じ席で、その木を眺めていたら、
「ん?棟の木かざりっていうのは、こんな途中の屋根じゃなくて、屋根のてっぺん?・・・・なーんだ、ベランダに植えているモミの木が大きくなっているだけ?」
 ・・・一気にシュン・・・

 家に帰って「年とったばあやのお話かご」の中の「棟の木かざり」を読み返してみると、≪・・・棟あげをするときには、その家が、どんどん大きく繁盛して、しあわせになっていくというしるしに、切りづまのてっぺんに、小さい木を立てるしきたりがあるんです。・・・≫とありました。
 このお話の舞台がスイスで、小さなモミの木で・・・ということで、思い込んでいただけだったようです。
 
 とはいえ、もしかして、もしかして だけど、その棟の木飾りに使ったモミの木を、今も育ててたんじゃないのと、思うのです。

*「年とったばあやのお話かご」(ファージョン作 アーディゾーニ挿絵 石井桃子訳 岩波)
☆写真は、スイス ヴェンゲン 

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