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みんなみすべくきたすべく

小さなモミの木

ちいさなもみのきj
 (承前)
 手持ちのクリスマス絵本には、題名に「モミの木」や「クリスマスツリー」とついた絵本が10冊以上あります。絵の中にツリーが描かれているものは数知れず、クリスマスの絵本にツリーは欠かせないものです。その中でも、バーバラ・クーニーのクリスマス 絵本に「ちいさなもみのき」と「おもいでのクリスマスツリー」があります。
 昨年の12月18日のブログにも「ちいさなもみのき」のことを書きましたが、今夏、スイスのトレッキングをしていたら、写真のようなモミの木の類をたくさん見かけ、この絵本のことを思い出しながら撮ったので、今年も登場「ちいさなもみのき」 (マーガレット・マーガレット・ブラウン文 バーバラ・クーニー絵 かみじょうゆみこ訳 福音館)です。
 文は、小さい子の本をたくさん出しているマーガレット・ワイズ・ブラウン(「クリスマス・イブ」「おやすみなさいおつきさま」などなどの作者)です。
≪森のはずれに立つ一本のちいさなもみのきは、まだ種だった時に風に吹かれて野原の土の上に落ち、七回の春・夏・秋・冬を過ごしましたが、みんなと離れて立っているので少しさびしく思っていました。
「誰かと一緒にいたい、森のみんなと一緒にいたい」
そんなとき、シャベルをかついだ男の人がやってきて
「ちいさすぎもせず おおきすぎもせず
かたすぎもせず やわかすぎもせず
わたしのむすこに ぴったりだ
つよく いっしょに のびていくんだ」
と、もみのきをそっと掘り返し、足の悪い息子の元に持ち帰りました。
もみのきは男の子の足もとに飾られ、クリスマスツリーになりました。そして、クリスマスが終わると、またもりのはずれに帰りました。・・・また冬が来て・・・春が来て・・・また冬が来て・・・≫(続く)
ちいさなもみの木j

*「クリスマスイブ」(マーガレット・ワイズ・ブラウン文 ベニ・モントレソール絵 矢川澄子訳 ほるぷ)
*「おやすみなさいおつきさま」(マーガレット・ワイズ・ブラウン文 クレメント・ハード絵 瀬田貞二訳 評論社)

☆写真は、スイス ミューレン。

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