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みんなみすべくきたすべく

図録 その2

むぎのほj
 伊丹美術館の「ベン・シャーン 線の魔術師」展(~2013年12月23日)に行かれた人から、メールやお手紙が来ます。
 小学校の図工の教科書でベン・シャーンに逢った旦那さまと二人で行かれた人。
 感動した勢いのまま、帰りの電車からメールを下さり、その後も、周囲の人たちに熱く語って動員に貢献なさっている人。
 高校のときにベン・シャーンの作品に出会って以来、心にその名を刻み、この度、その作品と再会された人。(写真右下に写る「麦の穂」がそれ)
 他にも、皆さんそれぞれに楽しまれたご様子。分かち合えて嬉しいです。

 そんななか、先日、図録に疑問を呈したものの、後から行った人たちは、会期途中でも購入すらできなかったとお聞きしました。
 確かに、売れずに大量に余ってしまうのも大変だと思います。ましてや、先日書いたように、少々お洒落な(多分、経費がかかったと思われる)図録だけに、在庫を抱えたくないのはわかります。が、しかし、それって、展覧会に来る人の数を低く見積もりすぎていませんか?

 さて、昨年、書き続けたロダンとカミーユの文ですが、その資料として、川口市アートギャラリーから、図録「二人のクローデル展」を取り寄せました。カミーユの弟ポール・クローデルのことが知りたかったからです。今は昔、2007年の展覧会です。電話で問い合わせたとき、在庫があると聞いて、とても嬉しかったのを覚えています。誰しも、その美術館に足を運んで、生の作品に出会えるわけではありませんので、図録の在庫も必要なものだと思うのです。

☆写真は、右上 芸術新潮2012年1月号「絵本を作った」の項「伝道の書」を開いたところ。右下は、伊丹美術館図録「麦の穂」。左は、Alastair Reid の言葉遊び・詩にベン・シャーンが絵をつけた絵本「Ounce Dice Trice」(NYRB)

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