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みんなみすべくきたすべく

戒壇堂の四天王

           四天王j
 (承前)
 東大寺戒壇堂の四天王。
 「おお、みなさんりりしい。厳しいお顔。」
 彼らの人間的で、力強い様子に、つい芸術品として見てしまう。つまり、参拝というより鑑賞。この天平時代のりりしい4人に、惚れぼれ。
 とはいえ、見に行ったのか、こちらが睨まれているのか・・・だんだんわからなくなってくる。
 
 下敷きになっている邪鬼も、なかなかの出来で、ユーモラスではありますが、ついつい、四天王たちの表情に釘付けになってしまいます。

 広目天は、目をかっと見開くのではなく、眉間に皺を寄せ、目を細め、遠くを見据えてるのが、こわーい。(写真左上、中央下)が、なかなかのイケメン。筆を持ってるから、悪事を書き留めるのでしょうか。
 多聞天は、口をへの字にし小鼻をふくらませ、静かに静かににらんでいるのが、こわーい。(写真右下、中央上)
 持国天は、目を見開き、にらみをきかせ、剣をもって、兜をかぶり、下敷きになっている邪鬼も一番苦しそうで、こわーい。(写真右上)
 増長天は目を見開き、怒りをあらわに、なんか声を発してる。邪鬼のお腹、踏んでるし・・・こわーい。(写真左下)
 この時代に、内面の怒りをこんなに表現できるなんて、それも、すごーい。

 他にも例えば、戒壇堂にほど近い興福寺東金堂にも四天王さんは、おってですが、やっぱりこの戒壇堂の四天王さんには勝たれへんわ。勝ち負け違うけど。

 それに、ほら、ここまできたら、あの人。あの人のこと忘れてやしません。
 もしかしたら、あの人に会いたいために 奈良に行く。(続く)

戒壇堂j

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