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みんなみすべくきたすべく

正倉院展 3

麟鹿草木夾纈j
(承前)
 正倉院展では、小さい小刀、刀子(とうす)にも心惹かれました。斑犀把紅牙撥鏤鞘刀子(はんさいのつかこうげばちるのさやのとうす)斑犀把金銀鞘刀子(はんさいのつかきんぎんのさやのとうす) 
 毎年、違う刀子が出品されているからでしょうか。広報では大きく取り上げられていませんが、実用品とはいうものの、細かい細工は美しく、ついには、飾りに帯刀(?)していたという工芸品の域のものです。刀自体にも細工、刀袋の意匠、さらにその組紐・・・小さいだけに、より可愛らしい。

 それに、白牙把水角鞘小三合刀子(はくげのつかすいかくのさやのしょうさんごうとうす)という3本組の刀子を見ていると、うーん、実用的、と、天平の人達に親近感を覚えるのです。で、この刀子は前回出陳1956年とあります。ということは、このペースで行くと、私は、もう二度と見られない・・・とはいえ、また次なる人達を魅了していく。

 さて、今回の出陳品で、北倉から出陳された鹿草木夾纈屛風(しかくさききょうけちのびょうぶ)。その意匠の門帳は、現在の興福寺 東金堂等で見られます。(写真上)

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