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Vermeer & Music

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  ロンドンにもたった2日ですが、行っていました。
 ナショナルギャラリーでやっていた「フェルメールと音楽展 Vermeer and Music: The Art of Love and Leisure」(2013年6月26日~9月8日)に行きました。これは、昨年11月のブログで案内したものですが、思いのほか、フェルメールの作品が少なくて、拍子抜け。2001年「フェルメールとデルフト派展」が13点も並んでいたので、ずいぶん期待していたのです。

 もともとロンドン・ナショナルギャラリーにある「ヴァージナルの前に立つ女」「ヴァージナルの前に座る女」二点と、ロンドン・ハムステッドのケンウッドハウス「ギターを弾く女」(写真に写る幕の絵)の一点が出展されるのは、当然のことですが、珍しかったのは、真贋かまびすしい個人のコレクション「ヴァージナルの前に座る若い女」の一点と、ロンドンバッキンガム宮殿クィーンズギャラリーの、計5作品。ま、このクィーンギャラリーのフェルメールは、クィーンズギャラリーに行ったからといって必ずしも展示されているとは限らず、以前に行った時は、見れませんでしたから、よかったのですが、5点中の4点がロンドン在住のものって、どうよ?

 ニューヨークメトロポリタン美術館の「リュートを調弦する女」ウィーン美術史美術館の「絵画芸術」アムステルダムの「恋文」にも、楽器がでてくるやん。図録の解説によると、音楽的テーマや楽器が描かれているものは12枚あるとのこと。うーん、じゃあ、「デルフト派と音楽、そして、楽器展」というタイトルの方が合っていると思いますけど?それじゃ、わざわざ、こんな酔狂な日本人が見に行かないか・・・

 とはいうものの、展示がこじんまりとまとまっているのは、いつものナショナルギャラリー企画展と同じで、良かったです。当時の美しい楽器を絵と一緒に展示して、つぶさにながめることができたのは、楽しいひとときでしたし、フェルメールの絵画の特徴や技巧を細かく解説した部屋があって、本物と解説を行ったり来たりして、楽しめたのも、予約で入場する混雑していない空間ゆえに成せる技で、結果、満足して、会場を後にしたのです。

 で、次にも向かう予定があるので、広大なナショナルギャラリーのたった一枚の小さな絵をお心静かに観て、ナショナルギャラリーを後にしました。
 同行の娘に感心されましたが、あの絵の場所だけは、迷わず行けます。はい、すみっこにある例の小さな絵です。スルバランの「A Cup of Water and a Rose on a Silver Plate」 

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