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みんなみすべくきたすべく

ブラックベリー

くろいちごj
 20年以上前、英国湖水地方に初めて行った時、散歩で食べた生垣のブラックベリーのおいしさは忘れられません。そう、ピーター・ラビットが食べ過ぎてしまったあと、フロプシーとモプシーとカトンテールだけが食べた「くろいちご」あれです。写真で実の赤いのは、まだ熟してません。黒いのが甘くておいしい。道すがら、次々に見つかるものですから、ついつい食べ過ぎてしまいます。このときは、下の方の実には手を出さず(小動物もご一緒ですから)、高いところのものだけを次々食べました。写真は、英国 湖水地方のブラックベリー(撮影:&CO.I)

 が、スイスでは、野生の実たちも、高山植物ですから、背が低い。地面近くにしか見当たりません。が、その赤い実はぱっと目に入ります。食べて!って。ラズベリー(木いちご)も、こけもも(クランベリー)も、野イチゴも、みんなおいしかった・・・もちろん、濃紺で目立たないブルーベリーも、おいしかった。

 エルサ・ベスコフの絵本「いちねんのうた」の8月にこんな詩が・・・
「・・・・ツグミの しらせが 森へ とどくと
茂みのなかは おおあわて
ほろむいいちご ブルーベリー こけもも 
きいちごが あまく かおりだす・・・・」
(「ブルーベリー」に続く)

「ピーター・ラビットのおはなし」 (ビアトリクス・ポター作 石井桃子訳 福音館)
「いちねんのうた」 (エルサ・ベスコフ絵と文 石井登志子訳 フェリシモ出版)

***ブラックベリーはラズベリーの類、くろいちごは苺の類、で違うものらしいのですが、ベリー類は数が多く、しかも、似ているものの多く、素人には、なかなか判断しにくい。また、厳密にいうと、絵本などで、訳された日本名と本体が明らかにちがうものもあります。ただ、植物図鑑ではないので、イチゴと言う言葉の知名度や言葉の響きから、ブラックベリーをくろいちご、ブルーベリーをこけももと石井桃子さんは訳されたと思います。

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