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みんなみすべくきたすべく

ホガースのこと 1

                                jロンドン灯
  (「同じ絵でも」から続き)
(承前)
 初めて、英国の画家ウィリアム・ホガースを知ったのは、 「瀬田貞二の絵本論」 (福音館)でした。
その後、ロンドンナショナルギャラリーで見ました。また、サセックスのホテルの壁にずらっと並んだ「当世風結婚」シリーズを目にしたりしました。あれって、本物だったのでしょうか。版画のそのまた、プリントだったのでしょうか。
 それで、1998年に、神戸で「テート・ギャラリー展」があり、そのときに、ホガースの『ストロード家の人々』『ああ、いにしえのイギリスのロースト・ビーフ代〔カレーの門〕』『ホガースの使用人の六つの頭部』3枚も来ていて、油絵も描くんだと知りました。

 そして、何年間か「英国文化論」を受講したとき、この「テート・ギャラリー展」の図録をテキスト代わりに使う授業の年度もあり、この3枚の絵について講釈をお聞きしました。

 次に、ホガース以外の収集品も所狭しとおいてあるサー・ジョン・ソーン・ミュージアムというロンドンの小さな博物館(街中のお屋敷)に行ったとき、迷路のようになった家の奥深く、ガイドのおじちゃんが、恭しく開けてくれた中にあったのが、ホガースの油彩「放蕩息子一代記」。英語のガイドのほとんどわからずとも、おじちゃんが指し示す方向を見れば、ちゃんと物語る絵があるので、みんなと一緒に「はっはっはっ」「ひっひっひっ」「ふっふっふっ」「へっへっへっ」「ほっほっほっ」と、楽しみました。(笑い方が微妙なのは、物語る題材が微妙だから)
(「ホガースのこと 2」に続く)

☆写真は、ロンドンのホテルの4階から建物の裏を撮りました。

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