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みんなみすべくきたすべく

大阪に 貴婦人と一角獣が やってきた

中世美術館屋根j
≪さあ、これからいっしょに一つ一つゆっくり見てゆこう。初めは少し退って、一度に全体を見るがよい。しんと非常に静かな感じだね。・・・≫と、鑑賞し始め、≪もうよく見てしまったね。では、最初からもう一度ゆっくり見ていくとしよう。≫(「マルテの手記」より)と、一枚一枚丁寧に見て行くのが、リルケの『貴婦人と一角獣』6枚のタペストリーの見方です。 

  昨秋、パリ カルチェ・ラタン クリュニー中世美術館でこの6枚のタペストリーを見たときは、その美しさにほれぼれしましたが、今、まさかの日本にやってきている!6枚もお留守のクリュニー中世美術館がどうなっているかなどと心配しないで、素直に日本の多くの人の目に触れる幸運を喜びたいと思います。すでに東京では展示が終わり、大阪が始まります。(2013年7月27日~10月20日) 多分、間違いなく、生きている間に、もう一度パリを離れ、日本に来ることはないだろうと思うと、ぜひぜひぜひ!足を運んで、その典雅な世界に触れてみてください。東京で見た人たちの話によると、パリで見るより明るいので、より鮮明に美しく見えるらしいし、現代ならではの楽しい鑑賞方法もあるらしいし。
(「わがいとしき一人のひとに」に続く)

「マルテの手記」 (リルケ 大山定一訳 新潮文庫 他)
☆写真は、パリ クリュニー中世美術館屋根。

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