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みんなみすべくきたすべく

大鴉

                  図書室j
 カラスが「サワ、サワ、サワ」と鳴いているように聞こえたので、女子サッカーが好きなカラスなのかと思っていたら、一緒に居た夫には「アワ、アワ、アワ」としか聞こえないらしい。 翌朝、散歩の途中で見かけたカラスに夫は「昨日のカラスと違う。カワ、カワ、カワと鳴いてる。」

 エドガー・アラン・ポー(1809~1849)の詩に「大鴉 (Raven)」というのがあって、後の人たちに多大な影響を与えたようなのですが、このカラスは「NEVERMORE」と鳴きます。
  この詩は、長編なので、何度も何度も繰り返し「NEVERMORE」と鳴きます。
 また、「NEVERMORE」と鳴く以前にも、詩の中で「for evermore」だとか「nothing more」などと、韻を踏みながら、詩の後半へとつながっていきます。
 それで、この「NEVERMORE」をどう訳しているか?なのですが、どの「NEVERMORE」も、同じ意味合いではなく、どんどん深まっていく感触を出すのが、至難の業かもしれません。ということで、 「対訳ポー詩集」 (加島祥造訳 岩波文庫)では、その「NEVERMORE」の部分は訳されていません。

  ちなみに大鴉 Ravenは、かのジョージ・マクドナルド(1824~1905)「リリス」で、膨大な書物を誇る図書室の司書、あるときは大鴉となるレービン氏(Raven)として登場していました。

☆写真は、夕闇せまるロンドン、ビクトリア&アルバートミュージアムの中庭から、凄いズームで写した図書室?

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