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みんなみすべくきたすべく

電車の中で

            エアーズロックj
 (「至難の業」から続き)
 電車の連結部のところにときどき、乗客も入れるように繋がっているところがあります。先日、そこに、モデルさんみたいに、すらっとしたお母さんと幼稚園年長くらいの男の子が入ってきました。台のところに、お母さんは、その坊やと荷物を載せました。お母さんが、上着を脱がせ、靴を脱がせ、までは、よく見る光景でしたが、坊やが指差す坊やのかばんからゲームも出しました。それから、坊やはゲームで忙しくなり、靴下がずっていることに気付きませんから、お母さんが上げています。

 外は、春の日差しで明るく、それだけで、うきうきするような昼さがりです。
 今度は、明る過ぎて、ゲーム機が光っているのか、坊やの座る向きを、お母さんは、変えてあげました。坊やは、その間も、画面を見ています。
 降りるまでの15分ほどの間、親子は、ほとんど語らず、坊やはずっと画面をみていました。
もちろん、お母さんは、ゲーム機を持ったままの坊やに上着を着せ、靴を履かせ、最後はゲーム機をバッグにしまい、電車を下りて行きました。

 日本でも、小さな皇帝を見た気がしました。

 「知らなくても食べていけるけれど、 」から、この3日間、カ・リ・リ・ロとしては「ほんとうはひとつのはなし」のような気持ちで書きました。

☆写真は、オーストラリア 夕陽のエアーズロック(撮影:&Co.A)。写真も3日間「いにしえもの」にしました。

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