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クールベ展

                クールベj
 デパートの美術展は、狭くて少々見にくいのが難点です。

 「クールベ展」(~2013年3月11日)もご多分にもれず、代表作と言われれるものが少なく、彼の戯画や、彼の作品と同じテーマで描いた別の画家の作品などが多くを占める展覧会でした。オノレ・ドーミエの風刺画もありました。クールベという画家は、社会批判をはばからず、裁判やスイスへの亡命、没落などなかなか波乱に満ちた生涯だったようで、風刺画の題材にもなりやすい生活でもあったようです。

 そんな中、クールベの「ルー川の源流」と、別アーティストによる「ルー川の源流」のエッチングや写真を、行きつ戻りつして、比較しました。が、折角、集めたのですから、直近で並べて見る展示も面白かったのではないかと思いました。

 それで、見たかったのは、クールベ晩年の連作でもある、スイス、レマン湖のシヨン城です。この場には、一枚だけが来ていました。バイロンの詩「シヨン城の囚人」を初めとして、なかなか趣のあるレマン湖上に浮かぶ古城です。写真は、2005年撮影のシヨン城と、クールベの「シヨン城」絵葉書を並べてみました。

 そうそう、このブログでも使ったレマン湖の夕陽の写真ですが、「レマン湖のほとりの一日の終わり」というクールベの共作絵画と、僭越ながら、似ているものを感じ、ちょっと嬉しかった。クルーベの時代も今の世も、レマン湖の夕陽の美しさに変わりがないのです。

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