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みんなみすべくきたすべく

わたしは河が好きだ。

                  452大川j
(「挿絵」から続き)
(承前)
 ヴィクトル・ユゴー自ら描いた絵が多数掲載されている「ライン河幻想紀行」*は、ライン河周辺に行ったことがない者に、その地に行ってみたい気持ちにさせてくれる優れた紀行文です。しかも、「幻想」とあるように、その地域の伝説やエピソードなどを折り混ぜ、独特の旅レポートとなっています。
 もともとは、2段組み数百ページに及ぶ大作だったものを、文庫版におさまるように抄訳したものが、今、我々が手にすることができる1冊らしいです。

 まず、一行目から、私の心を鷲掴み。
≪たびたびあなたにお話ししてきたことだが、わたしは河が好きだ。河は商品を運ぶのと同じように思想を運ぶ。創造においては、万物は華麗な役割を担っている。河は巨大なラッパのように、大洋に向かって、大地の美しさ、田畑の耕作、都市の繁栄、そして人間の栄光を歌いかけている。≫

 で、思い出した!確か、カ・リ・リ・ロは、「子どもの本でちょっとお散歩」(川編)等と続けて書いておったではないか・・・ふーむ。(≪川 その18≫に続く)

*「ライン河幻想紀行」(ユゴー文 榊原 晃三訳 岩波文庫)

☆写真は、ライン河の写真がないのに、事欠いて、大阪の写真です。下に写るのは大川、向こうに銀橋(桜宮橋)。幻想的とは程遠いものの、「わたしは河が好き」なので、大川沿いの散歩も好きです。(撮影:& Co.H)

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