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みんなみすべくきたすべく

ロダン美術館

               390ロダン二階からj
(2012倫敦巴里51)
(承前)
 パリ、ロダン美術館は、庭のある素敵な美術館です。庭にも有名な作品の数々「考える人」「カレーの市民」「地獄の門」「バルザック像」・・・その日は、あいにくの雨で、庭の像を心おきなく、と言うわけにはいきませんでしたが、それにしても、像のある庭、なかなかいいものです。まだ、バラも少し咲いていました。「考える人」は、雨の中で、一人考えていました。
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 19世紀末のチャペルの内装を新しくした新館の展示室は、その時のテーマに沿ったロダンの作品が整然と並べられています。そして、庭を横切って、瀟洒な邸宅展示室の方に入ると、ぐっと雰囲気が変わります。
 この邸宅は1730年頃に建てられた建物で、修道会のものになった後は、安価で貸し出されたこともあって、いろんな著名人―リルケ、コクトー、マティス等など―、も出入りしたようです。そして、最後は晩年のロダンの住居となり、今では、ロダン美術館となりました。邸宅では、窓の向こうに庭が見えたり、光によって陰翳が出来たり、生きて生活していた空気が感じられ、作品一つ一つの息吹も感じられるような気がしました。他の邸宅美術館にも言えることなのですが、このような邸宅美術館鑑賞の楽しみは、当時の作家や収集家の息づかいも含めて鑑賞(体験?)できることです。(続く)
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 ☆写真上、ロダン美術館の庭と白い建物は新館のチャペル。「考える人」います。真中左は、庭の像を見ながら傘をさして鑑賞。(9月半ばのパリは秋の風情。撮影:&Co.H)真中右は、邸宅美術館の階段。一番下の写真は、ムンクの描いた「考える人」

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